再レビュー 「おんなの窓4」伊藤理佐 kindle版

 

 昨日もこの作品について感想を書いたわけですが、パソコンの不調ということもあり中身については全く触れないという、感想としてはありえない文章となってしまいました。

 

main-sub.hatenadiary.com

 

 今日も引き続き、伊藤理佐さん作「おんなの窓4」の感想を書いていきたいと思います。

 

f:id:main-sub:20160522221553j:image

 

 おんなの窓シリーズ4巻目にして、作者は「出産」という一大イベントを体験することになります。

 

 出産そのものよりも妊娠後期とかの方にページを割いていますね。それはそうなるような気もします。もちろん妊娠後期でありながらも、作者は自分の周りのことをよく観察しているのです。で、それをネタにするわけです。プロ根性というか、エッセイ漫画家の病というか、とらえ方はいろいろありましょうが私はそのプロ意識のあり方というものに感じるものがありました。

 

 赤ちゃんが生まれて、歩くか歩かないかくらいの時に東日本大震災が起こるわけですが、作者は地震よりも放射能について悩んでいたらしいです(夫、吉田戦車さんによるとです)

 しかし、この本ではそのことは数ページしか書いていません。書こうと思えばかけたのでしょうが、エッセイギャグ漫画家として書かなかったのではないかと、夫、吉田戦車さんは考えておられるようです。

 

 プロ意識でしょうね。カメラが回っている時のお笑い芸人さんがテンション高くあるように、エッセイギャグ漫画家である以上は読者を笑わせるために全力を尽くすといった感じなのではないでしょうか。

 

 作者は、自らをいいかげんな人間として描きますが、こういうところに強いプロ意識と責任感を感じます。