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複数の連載を持つということ。「おんなの窓 3」 伊藤理佐 kindle版

 
 私事ですが、このブログ記事を書いている際ブラウザが突然落ちまして、はい。
 
 ブラウザ落ちると保存していない文章は全部どこかへ消えてしまうのですね、わかっています、もちろん。このブログ記事は第2打目ということになります。
 
 売れっ子エッセイ漫画家、伊藤理佐さんの「おんなの窓」シリーズ第3巻を今回は紹介したいと思います。  

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 kindle版だと一つ前の本になる「おんなの窓 1&2」の事はブログに書きました。

 

main-sub.hatenadiary.com

 

 独身から、結婚、そして今回は表紙でわかるとおり「妊娠」されています。とはいうものの、この本でいうと後半の後半あたりに妊娠がわかるので「妊娠編」とかでは全然ないです。

 前回のブログ記事にも書いたように、作者は身の回りのことや自分に起こったことを今回も面白おかしく描いています。

 

 今回は「作者がこの漫画では描かないこと」に注目してみました。作者はエッセイ漫画家いやエッセイギャグ漫画家で、しかも人気があって複数の連載を持っています。 

 エッセイ漫画を少し言葉を変えて表現してみると「自分をネタにする漫画」ということになろうかと思います。

 前回のブログ記事では作者はその才能(自分をネタにする才能)にかけては天才と私は書いたわけです。でもですよ、いかにその道の天才といえども、さすがに多くの連載を抱えるとネタが尽きてしまうのではないか、そんなことも考えるわけです。

 

 私はこの本の作者が描いている他の漫画も何冊か読んでいます。でもネタはあまりかぶっていません。同じように身近な人が登場人物として描かれているわけですから、登場人物はかぶりますが、不思議とネタはあまりかぶらないのです(かぶることも、まあありますが基本的にあまりかぶらない)

 

 「おんなの窓 3」に関して言えば、結婚相手の漫画家である吉田戦車さんの露出は控えめだと思います。もちろん描かれるのですが、もっと描かれても良いはずなのに抑えめだと感じます。実家の家族も登場しますが、これももっと描かれても良いはずなのに抑えめです。

 

 どうも作者は、作品ごとに登場人物の出番をコントロールしているように私には感じられます。それによってネタがかぶる確率を低く抑えることができているのだ、そのように私は思います。

 

 それでも伊藤理佐さんの描く漫画は面白いんですよ。

 

 

おんなの窓 3 (文春e-book)

おんなの窓 3 (文春e-book)