猫、多めに登場。でもこれは日記かな。「女いっぴき猫ふたり」第2巻 伊藤理佐 kindle版

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 冒頭に作者はこんなことを書いています。

 

「ゆるゆるな毎日をゆるゆるとかいちゃった日記みたいなものです」

 

 まさにその通りの漫画です。テーマは特になく、日常が流れてゆくのです。日常と言っても凹凸はありますから、そこをうまく拾っていくのですが、ゆるいです。展開もゆるくて不思議な読後感を味わいました。

 

 例えば、唇にヘルペスができた話だけで4コマ漫画何本も書くとか、ファミレスで隣席になった不倫カップルの会話で4コマ何本も書くとか、歯が痛くなったことで4コマ何本も書くとか、テーマは、ないですね。猫が多めに出てくるだけです。

 

 好きに書かせてもらっていたのだなぁ、作者。そのような感想を抱きます。今、こんなに好き勝手書かせてくれる漫画雑誌ってあるのでしょうか。好き勝手書いていいよ、と編集さんは言ったのでしょうね。でなければこのゆるゆる感、出ないと思います。

 

 あまりに自由を与えられすぎて、作者がやや困っているように見えないこともないのです。それでも作者は日常をゆるゆる描いてゆくのです。

 

 

女いっぴき猫ふたり : 2 (アクションコミックス)

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