エッセイ漫画家はすごい。「おかあさんの扉」第3巻 伊藤理佐 kindle版

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  ブログを読んでいて、すごいと思う人たちはたくさんいます。すごいブログの中には「エッセイブログ」と名付けていいようなブログがあって、自分の身の回りに起こったどんな事柄でもすごいネタに変えて、読者をひきつけて離さないようなブログがあります。

 私はそういうブログを書くブロガーさんは、一種の特殊能力を持った本当にすごい人だなぁと思うのです。真似しようとしても、絶対無理です。火傷したり、怪我するだけです。

 

 これから紹介する「おかあさんの扉」の作者、伊藤理佐さんは、「エッセイ漫画家」です。身の回りに起こった全てのこと、心模様などをネタに変えて、読者をひきつけて離さないような漫画を描く人です。

 

 「おかあさんの扉」も第3巻になります。漫画のヒロインである娘さんが2歳後半から3歳中頃の漫画になります。娘さんは子供らしく育っています。その様子を「エッセイ漫画家」であるおかあさん(伊藤理佐)が自分の心模様も交えて切り取っていくのです。

 

 子供の成長を切り取って、ネタにして、読者に提供してくれるわけですが、やはりすごいわけです。

 子供が就寝中面白い寝言を言ったらそれを切り取り、自分の心情も交え、漫画にする。画風もくどくなく、シンプルなラインで描かれる。かつ抜群に面白く、ヒロインの娘さんも輝く。

 元は子供の寝言です。エッセイ漫画のプロだからこそできる日常の切り取り方がすごいのです。

 

 「おかあさんの扉」第3巻では、親の手元から少しだけ離れつつある娘さんの日常を描きます。幼稚園の保育、プールなどの習い事。ママ友さんたちとの会話、旦那さんとの会話。一人コンサートをするようになる娘、遊ぶ娘。

 その瞬間を切り取って最高のネタにして、読者に提供するという、一流の「エッセイ漫画家」による子育て漫画です。

 

 第3巻は作者の腕が際立つ仕上がりです。

  娘が成長するにつれ、面白い行動は減っていきます。一巻二巻のように行動が面白くてそれがそのまま漫画の面白さにつながるというわけではなく、子供の成長を作者がうまく切り取って、作者が面白くするというのがこの第三巻の面白さなわけです。

 

 

おかあさんの扉3 三歳児デヴュー!!

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第1巻第2巻の記事はこちらです。

 

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