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2歳ってそうなの? 「おかあさんの扉」伊藤理佐 第2巻 kindle版

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 子育て漫画「おかあさんの扉」第2巻 kindle版です。

 

 第1巻のブログ記事はこちらです。

 

 

main-sub.hatenadiary.com

 

  漫画家の両親を持つ「ムスメ」がすくすくと成長していく漫画の第2巻です。

 ムスメが1歳中頃から2歳後半の時期のことが第2巻では描かれています。

 

 ムスメの成長に注目してみると、冒頭のページで、1歳中頃のムスメが言葉らしい言葉を発するところから始まります。

 子供の成長において、言葉がなんとなく通じる、会話がぎこちなく成立する、ということがいかに大きいのでしょうか。

 また、漫画のネタとしていかに美味しいのでしょうか。第2巻は会話ネタが中心となって構成されていると言っても良いくらいです。

 

 会話が成立すると言っても2歳頃の話なので、言い間違い、言葉足らず、子供言葉、などが描かれます。作者はそれをネタにしながらも、可愛く描いていきます。これは親目線なんだと思います。本当に可愛らしいセリフが続きます。

 

 ただ会話だけ、ではさすがに連載4コマ漫画としては成立しづらいのでしょう。(親から見た)面白い行動、習慣、親族との交流、親の生活などが描かれていきます。ここで会話は、それらのネタのパーツとして組み込まれて輝きを放ちます。

 子供の子供らしい行動に子供らしい会話が混ざるだけで、こんなにも面白いんだなぁとあらためて思います。子育て漫画の常道であり、多くの子育て漫画が何度も繰り返してきた表現ではあるのですが、何度読んでも楽しめる表現です。

 

 「ムスメ」も2歳には反抗するようになります。2歳といえば「魔の2歳児」と言われる反抗期。作者も相当に手こずっている様子ではありますが、そこを面白くネタにしてしまうのが漫画家さんです。伊藤理佐さんのプロっぷりはすごいと改めて思うのです。反抗する「ムスメ」がとても可愛く見えます。

 

 今の話題であるところの保育難も描かれています。チラッとですが。2012、2013頃には、首都圏の保育事情はもうかなりの問題を含んでいたのだなあと、子育て漫画から学ぶ次第です。

 

 

おかあさんの扉2 二歳児の逆襲

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